ゴッサムが作り出した悪のカリスマ「JOKER」
母親思いの心優しきアーサーがなぜダークサイドに落ちていったのかを描いたドラマ。
アナキンがダースベイダーとなる過程と同じくらい魅力的である。
単体映画としては本当に素晴らしかった。ホアキンの迫真の演技は凄まじく、悪に染まっていく感じを体全体で表現する様にグッと引き込まれた。
ただ…
ヒース・レジャー演じた「ダークナイト」のジョーカー。あの振り切った感じと比べてはいけないことはわかっているが、やはり自分はヒース・レジャーのジョーカーに軍配を上げてしまう。
あの人間の心を持たないジョーカーを期待していただけに、少しだけ残念に思ってしまった。本当に少しだけ…。
とはいえ素晴らしい作品であることは間違いない。
