ジョーカーのスズナリのネタバレレビュー・内容・結末

何だろう。一言では言い表せない重みを持った映画だった。
誰か彼のことを心から思ってくれる人が1人でもいれば、「ジョーカー」にならずに済んだのかな、と。これは映画だけの話ではなく、現実に起こりうるから余計考えさせられた。
一方でこれはアーサーの全て妄想だったのか、とも考えられる。(隣人女性の宅に忍び込んだシーンや司会者との会話、ラストシーンなど) 何が本当で何が嘘なのか。とにかく、観てる側に問いかける作品である。
あと司会者の人がロバート・デ・ニーロだった（後で知った）とのことで、銃のジェスチャーも含めやっぱり「タクシードライバー」リスペクトなのかと思った。