スズナリさんの映画レビュー・感想・評価

スズナリ

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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

ロビイストという存在は知っていたが、日本では馴染みがないため具体的に何をしてるかまでは知らなかった。法案の行方すら左右する力がある政界の007、まさに騙すか騙されるかの世界。とても自分には捌けない仕事>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.9

70年代後半の若者の特徴である、何もやる気が起きない無気力な「しらけ世代」。そんな「しらけ」の一人である理科教師が原爆を盾に何を要求するか?自分のアイデアはしょうもなく、ラジオDJの考えに乗っかるばか>>続きを読む

可愛い悪魔(1982年製作の映画)

3.9

♪ 誰かさんと誰かさんが麦畑 ♪
『悪い種子』の日本版で大林宣彦監督作ということで前から見たかった作品。これがテレビ映画として火サスでお茶の間に流れていたのが凄い。
『悪い種子』はヘイズコードのせいで
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カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.8

日本初の総天然色映画ということで浅間の青空がカラーでよく映えているが、今作を知ったキッカケは大学での映画の授業だった。その時先生が言っていたのは、カルメンと朱美というアメリカナイズされ肉体的にも解放さ>>続きを読む

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.6

誰もが一度は妄想する「映画の中に入ってヒーローと共闘する」を具現化したもの。メタフィクション満載のアクション満載。映画の世界のターミネーターがスタローンなのはニクい演出だった。個人的にはもうちょっとハ>>続きを読む

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.9

半地下の家族のような、人を食ったような一家が登場。自分たちの生活水準維持のためなら横領や借金もお構いなく黙認する。親父が良いキャラをしている。
団地の部屋というワンシチュエーションで展開されるため、あ
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.7

『続』とついてるけど、厳密には続編ではない。南北戦争下の西部で隠された20万ドルを巡る「良い人」「悪い奴」「汚ねぇ奴」の三つ巴の争い。賞金首が目的の『夕陽のガンマン』より宝探しが目的の本作の方が分かり>>続きを読む

プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.8

前から見よう見ようと思って見てなかったやつ。やっぱり若い時のジャッキーのアクションは冴えまくってる。時計台のシーンは見てるこっちがヒヤヒヤした(ちゃんと落ちる時受け身してるけど)。NG集で鬱血してるジ>>続きを読む

ベン・ハー(1925年製作の映画)

3.5

1925年制作の作品ながら現代に勝るとも劣らないスペクタクル作品。ベン・ハーの運命を聖書の話とともに辿っていく。
キリストのシーン等ではカラーを施しており、より一層神々しさを増している。90年近く前の
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.9

過去の栄光に囚われ続けるかつての大女優。ひょんなことから彼女の家で生活することになる売れない脚本家。男は次第に彼女に支配されていく......。
セシル・B・デミル等が本人役で出演するなど、 50年代
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前評判で「難しい」と聞いていたため予習してから鑑賞。「赤=順行」「青=逆行」を知っていたおかげでストーリーは頭に入って来やすかった(それでもテンポは早かったが)。前半の伏線が後半で回収されていくのは観>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

A級俳優を惜しげなく使ったB級映画。ジャック・ニコルソンが一人二役やっているのは、キューブリックの『博士の異常な愛情』のピーター・セラーズを意識しているのかな?ある種正月映画みたく肩の力を抜いて見るの>>続きを読む

ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.6

午後ローで放送されるはずが何故か差し替えられてしまい、ほぞを噛んでいたところネトフリで新たに配信されていたと知り喜び勇んで初鑑賞。かつてケネディを救えなかった老練のシークレット・サービスが大統領暗殺阻>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

感想が難しい作品だった。2020年の邦画では間違いなくNo.1だが、おそらくこの映画に描かれているのが現在のLGBTを取り巻く日本の現状なのだろう。面接のシーンで面接官の男性が「流行ってますよね、LG>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.5

韓国発のゾンビ映画。出だしの掴みは見ている側を一気に物語に引き込んで良かったが、デジタル世代の青年がゾンビに立ち向かうというあらすじほどデジタルデバイスはあまり活躍していないように感じた。向かいのマン>>続きを読む

シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.7

クローンを巡る陰謀に巻き込まれたシュワちゃん。もう1人の自分と共に敵の陣地へ殴り込む。
こういうクローン系の題材を見ると本間先生の台詞を思い出す。人間が神に挑もうとするとロクなことにならないことがよく
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

キューブリックなら面白いだろうということで鑑賞。訓練キャンプもベトナムもどちらも戦場。まさに生きるか死ぬか。訓練で精神を病んで教官を殺して自殺する訓練生がいても、狙撃者が年端もいかない女の子であっても>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.8

破天荒だがキレ者のアクセルが襲撃されたボゴミルのためにビバリーヒルズに再び帰ってきた。大女率いる強盗団と対決する。
一作目と変わらない破茶滅茶っぷり。ビリーの覚醒は笑えた。大女の素性をもう少し知りたか
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オースティン・パワーズ:デラックス(1999年製作の映画)

3.6

前作と変わらずくだらないけど笑えるギャグの数々。ファットバスタードもマイク・マイヤーズが演じていたとは分からなかった。特殊メイク凄い。
エリザベス・ハーレイが退場してどーなるかと思ったけど、ヘザー・グ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

『シャイニング』の続編ということだが、厳密には映画の続編ではなく原作の続編って感じ。キューブリックの映画ではあまりフューチャーされなかった「シャイニング」(超能力)をクローズアップしているから、ある意>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.9

『リチャード・ジュエル』でもそうだったが、イーストウッドの実録社会派作品は心にくるものがある。行方不明になった息子が見つかったとして別人を差し出したり、ミスを認めないばかりか母親を精神病院に送る堕落し>>続きを読む

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.6

前回で綺麗に終わったかと思いきやまさかの続編。しかも前作のキャラも再登場。前の方がスプラッタ感が強かったが、前よりもクレイジー度は増している。ストリートファイターはやり過ぎだろ(苦笑)。
親でさえ自分
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バラ色の選択(1993年製作の映画)

3.9

自分のホテルを持つ夢を叶える一方で、本当に愛を諦めていいのか......。原題の「愛かお金か」がストーリーの正鵠を非常に射ている。
マイケルが出てる80、90年代のコメディ映画には夢が詰まっている。ニ
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.8

『ザ・ヤクザ』『ブラック・レイン』系譜の外国製仁侠映画。浅野忠信を始め、日本人キャストが全員ちゃんと日本人だからカタコトの日本語が気にならずに済むだけでポイント高し。忽那汐里、日本のテレビだと最近見か>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.8

キュートなベビーシッターが殺人すら辞さないカルト集団の一員だった。秘密を知った12歳のコールは1人彼女らに立ち向かう。
スプラッタコメディであるため、そこまで深刻にならず観れる。女性陣が総じて可愛い。
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

続編が話題になっていたので、ずっと観てみたかった作品。ゾンビ映画ながら悲壮感は無い、明るく楽しく見れる作品。エマ・ストーン可愛い。アイライナーが濃いめなのは時代かな?そして(B級映画なのに) ビル・マ>>続きを読む

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.7

「男女平等」「ジェンダー」と叫んでいる今の世の中だからこそ観て欲しい作品。『夫に従順で貞淑な妻であって欲しい』と願う男と『人間らしく生きる』女の構図はまさに古い価値観と新しい価値観のぶつかり合いだ。こ>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.4

ビーンが英国諜報部のエージェントに。喋るアトキンソンはビーンに慣れてると新鮮に聞こえる。
話の筋はフランス人がキングの座を狙うという大胆でな話。なのに「何でそうなるの?!」というギャグの数々。寿司屋の
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

ミステリーのお約束である「金持ち家族が遺産相続で揉める」「癖のある探偵」「脅迫」をこれでもかと詰め込んだ王道作品。叙述ミステリーかと思いきや倒叙形式だったため最初驚いた。二転三転する展開は観てる側を飽>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

恐ろしくリアルな光景を見た後に目覚め、「夢」であったことに安堵した経験が自分にも何度かある。だが、自分が「現実」と信じている世界が実は誰かの「夢」なのかもしれない......。
「夢」の本質に鋭く迫っ
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バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

4.0

昭和の仁侠映画の代表格である深作欣二が、世紀末に投げかけた問題作。抽選で選ばれたクラスが連れて行かれたのは、究極の殺し合いゲームが行われる無人島だった......。
子供たちに問題があるとキタノは言っ
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.8

邪悪な心に支配された中古車『クリスティーン』。彼女に影響されて、持ち主で気弱なアーニーの性格も凶暴に変わっていく......。
車に心が宿るという発想は流石スティーブン・キング原作。50年代のアメ車が
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks オンライン試写会にて鑑賞。
前作『薄氷の殺人』からさらにノワール感が増して、雰囲気抜群。 中国の街の雑然とした風景とネオンがバッチリハマっていた。
今回、水浴嬢(風俗嬢の一種)アイア
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.8

切れ者だが破天荒なデトロイトの刑事が、友人殺しの真相を追いにビバリーヒルズへ。地元警察を巻き込みながら、悪に立ち向かっていく。
80年代のアメリカの雰囲気が好きだ。最初は堅物だったタガートやローズウッ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

何かと話題になるサメ映画。今回は『ちゃんとした』プロットとカタルシスが楽しめる『ちゃんとした』娯楽作品。ブレイク・ライブリーの美しさとサメに立ち向かうタフさ、そしてカモメとの癒される2ショット。90分>>続きを読む

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.7

イーストウッドの原点、マカロニウェスタンを初鑑賞。ジェームス・スチュワートの西部劇とは違い、バウンティ・ハンターを主軸に置いているため、金稼ぎのため悪を狙う漢の話が展開する。
名優たちの吹替は字幕派の
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