モンゴル映画で、アダルトグッズショップの臨時店員になった女子大学生とオーナーの交流を描いた作品。話の中には大人のおもちゃもいっぱい出てくる。モンゴルのイメージといえば相撲と元寇くらいしか無かったが、自>>続きを読む
昭和の名優たちによる燻し銀の演技。寡黙だけどところどころお茶目な部分も見せてくれる健さんが良かった。
昭和が終わり、元特攻隊員とその関係者たちの立場にも変化が訪れる。あまり描かれることのない「朝鮮出身>>続きを読む
タランティーノが贈る、黒人奴隷制度・差別に中指立てながら銃をぶっ放す西部劇。平気で犬に人間を食わせるなんて所業をしてしまう方が人としてどうなんだと感じるが。ジャンゴを導くドイツ人バウンティハンターのシ>>続きを読む
2024年映画館納めは、一つのベンチを巡るオムニバス作品。豪華実力派キャスト(役では全員”普通の人”に見える!)による会話劇はクスッともなるし、ジッと見入ってしまうのもあった。側から見れば何の変哲もな>>続きを読む
「クリスマスを救った?」
「救ったようだ」
あまりクリスマス映画は見ないのだけど、ドウェインジョンソンが出てるとならば見るしかない。大人になって失った気持ちを取り戻してくれるラストシーンに不覚にもウル>>続きを読む
実は初ヴァンダム映画。エメリッヒ監督のハリウッド初作品だとも知ってビックリ。後年の監督作品特有の「色」はまだ出てない感じで「ザ・午後ロー」という作品だった。
ベトナム戦争で戦死した兵士が最新技術で「ユ>>続きを読む
クリスマスのロス空港を舞台に、神経ガスを持ち込んでテロを画策する一味と巻き込まれた冴えない空港保安官の攻防。パニック映画とサスペンス要素を感じられてそれなりに面白い作品……ではあるものの、主人公の行動>>続きを読む
ずっと見たかったのだが配信されておらず、リバイバル上映を機に鑑賞。
テレビがメディアの覇権を握っていた時代。生放送中に自殺を公言したキャスターのハワード。注目されて視聴率が取れたことで野心的な女プロデ>>続きを読む
チョウ・ユンファのハリウッド進出第一弾。ジョン・ウーも製作に関わっているとのことだが、ストーリーメインで香港映画のような派手なドンパチを期待すると肩透かしを喰らうかも。それでも最終決戦で満を持して二丁>>続きを読む
今「戒厳令」がホットな話題なので。ストーリー自体は権力闘争がメインではあるものの、「戒厳令」を大統領が発することの恐ろしさは示されていたのではないかと。現代にこの時代の政治体制を復活させてはいけないわ>>続きを読む
白人至上主義の女性たちが、因縁をつけたアジア系の姉妹の家に乗り込んでヒートアップし、取り返しのつかない事態になってしまう。レイシズムむき出しだけどいざ自分たちに火の粉が降りかかると仲違いしたり差別意識>>続きを読む
実戦経験のある海兵隊員を実戦経験のない兵士が裁く軍法会議もの。イエメンでチルダース大佐(Samuel L Jackson)が攻撃を命じたのはただの群衆か武装した市民か。法廷シーンはやや短かっだがやはり>>続きを読む
「史上最低の監督」エド・ウッドの代表作?であるSFホラー映画だが、とにかくクソつまらなかった。そもそも低予算映画でSF作ろうとするのが無謀だと思うのだが、例に漏れずチャチな合成と素人でも分かる変すぎる>>続きを読む
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正直、見るのに逡巡した。
念願の日本一から命に関わる大怪我。まさに天国から地獄。どれだけ深刻だったかはニュースなどで情報は入って来てたし、ファンだからこそそれを直視することへの恐れがあった。だけど森く>>続きを読む
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古いピアノを巡る姉と弟の争いを中心に描いた作品。弟はピアノを売って金にして土地を買いたいが、姉は父の形見同然であるため売ることに反対。1936年という時代背景で、過去を過去として終わったことにして良い>>続きを読む
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幼い少女たちによる耽美なエスの世界….だけれどもフランス映画なので内容はなるほどよく分からん。棺に入れられて裸の新入生がやって来て、バレエのレッスンを受けさせられて、何者か分からない観客の前でバレエを>>続きを読む
4Kリマスターで劇場再公開されると言うので。ゴジラでオスカー監督になった山崎貴監督のデビュー作がど直球のジュブナイル映画なのが若さを感じる。謎のロボット「テトラ」とひと夏の思い出を作る小学生たち。これ>>続きを読む
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一足先にキノシネマ新宿で見てきました。有罪判決を受けながら132年ぶりの大統領返り咲きを果たしたドナルド・トランプの源流を覗く作品。セバスタがトランプ本人にしか見えなくて凄かった。
「攻撃・攻撃・攻撃>>続きを読む
ハリソンフォード主演の法廷サスペンス。主人公の不倫や出世しか考えてないファムファタールなど90年代の匂いがプンプンするが、原作があるので普通に見れた。裁判が始まるまでが長いけどやはり法廷でのやり取りは>>続きを読む
『ブレット・トレイン』と同じ匂いがしたから劇場で見るのはスルーしてたけどこちらはこちらで面白い。復帰したてのスタントマンが巻き込まれる陰謀。真相としては今までにないパターンで目新しかったが、いわゆる現>>続きを読む
オリヴァー・ストーンがこんな実験的な演出をするのに驚き。ドライブの途中で次々と殺人を犯して行くミッキー&マロリー。当時模倣犯が出るくらい影響を及ぼしたそうだが、どっちかというとメディアで持ち上げられ大>>続きを読む
一見冴えないパパが実は凄腕の殺し屋だった系映画。強いんだけどブランク&年齢でダメージを受けるのがリアルで良い。それでも圧倒的に敵に打ちのめしていく姿はスカッとする。父親役がBTTFのドク役のクリストフ>>続きを読む
松竹が製作に関わった日韓合作ホラー。オクス駅に現れる子供達の霊の正体とは。この謎については普通にミステリーとしてやっても面白い題材だなと思ったが、井戸といい爪痕を消す方法といい、話の根幹がもろリングだ>>続きを読む
先にリチャードギアとブルースウィリスのリメイクを見たのだが、オリジナルである今作と結構中身が違っていた。要人暗殺という目標は同じだが、今作のジャッカルはウィリスみたいに頻繁に変装を変えず(デンマーク人>>続きを読む
90年代に作られた同名作品の続編らしいが今作だけ見ても問題ない内容(スラッシャー映画でホラー的な恐怖は薄め)となっている。鏡に向かって5回唱えると現れる「キャンディマン」。この都市伝説は知らなかったが>>続きを読む
骨太なポリティカルサスペンス。展開も早いため理解が大変だったがなかなか面白かった。アンディラウはチョイ役だが美味しいポジション。声高らかに香港の自由を謳っている姿を見ると、大陸に毒された今の香港の落ち>>続きを読む
アンディ・ラウが凶悪な強盗犯と対峙。派手なガンファイトや鳩の演出は明らかにジョン・ウーを意識してるけど、強盗犯の武器がもはや軍隊レベルで強盗どころかテロなので見てる方は逆に冷めてしまうというか。真面目>>続きを読む
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ナイジェリア産の映画を『ノリウッド』と言うそうだ。初めて知った。
1993年に起きたナイジェリア航空のハイジャック事件。犯人は革命指導者に感化された青年たち。犯人がテロ目的ではないから、ハイジャック映>>続きを読む
私立探偵が人探ししてる中事件に巻き込まれていく。よくあるパターンだが途中から出てくる人間が多くてこんがらがり誰が誰だかよく分からん状態になった。オチもよく分からん終わり方だし。大風呂敷を広げすぎた感が>>続きを読む
『スカーフェイス』で脂の乗りまくったギャングを演じたパチーノが、今作では黄金期の過ぎた燻銀のヤクザを好演。カリートが歳とって丸くなった結果足元を掬われ、足を洗うはずも結局裏社会に中途半端に浸かってしま>>続きを読む
少年と刑事の射殺事件から、ニューヨークに巣食う政界の上層部の不正が徐々に明らかになっていく。アル・パチーノの市長役はハマりすぎ。途中分かりにくい部分もあったけどハリウッド製政治サスペンスにハズレなしで>>続きを読む
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アナ・ケンドリック初監督作品。10年近くにも渡って女性を殺害し続けたロドニー・アルカラの実話。警察に報告はされてたのに動かなかったのは70年代当時の女性の立場の低さ故か。恋愛番組に出演したシェリルの処>>続きを読む
太平洋戦争開戦〜降伏・東京裁判・BC級裁判の判決までの流れを3時間で描く大スペクタクル。丹波哲郎演じる東條英機を時局に翻弄されるスケープゴート的に描き、一般人が戦地に行かされて狂わされていく様を悲劇的>>続きを読む
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映画館の音響のおかげで、爆発音や銃声を間近で感じ取れ、まるで自分もリーたちと共に戦場にいる気持ちになれた。
内戦最前線へ向かうジャーナリスト目線で見る地獄。捕虜は射殺され、どこから狙われるか分からない>>続きを読む
ビデオの中の子供番組の「Mr.クロケット」おじさんがテレビ画面からやって来て毒親を殺す!そして子供達を攫う!これだけで面白いの確定。Mr.クロケットが見た目良い人そうに見えるから、余計恐ろしさが増す。>>続きを読む
追悼・西田敏行ということで。JB大好きなヤクザの親分という飴と鞭を見事に演じ分けている。「Get Up」の歌唱もカタカナ発音ではなくきちんと英語のPronounciationで流石やなぁと思った。劇中>>続きを読む