ストーリー的には特に捻りもなく、予想通りの展開。思ったより人を殺す前と後で人格が変わるわけでも、心が壊れていく過程が描かれているわけでもなかった。
ホアキンフェニックスの怪演は見応えがあるけれど、ダークナイトのジョーカーと比べると人を殺し始める前も後も人間味がありすぎるので、あの常軌を逸したジョーカーとは別の人物だと思って見る必要あり。
物凄く2019年的なテーマには違いないし、これだけ賛否両論を巻き起こす内容にしたのは意義あることだと思う。
『アトランタ』のヴァネッサがほぼそのまんまみたいな役で出てるなーと思ったらPaperboiまで出てきて、一瞬ゴッサムシティはアトランタのパラレルワールドかと思った。