ジョーカーの38kのレビュー・感想・評価

苦しすぎた。
ピエロになったのは必然で、ジョーカーになったのは当然のシナリオ。
序盤、事務室から上司の部屋に向かうほんの数秒に、映画の全てが詰め込まれていたと感じた。
笑うことで褒められ、認められた。だから、もっと笑う。笑おう。笑わないと。笑わなければ。
終盤の仲間に囲まれて笑うシーンが奇麗すぎた。求めていたものはこんな景色だったのかな。
華やかなシーンはほとんどないし、びびるシーン多めだけど、絶対に映画館で観るべき名作。
最後にジョーカーになった時、着ていたスーツとダンスがお洒落で好き