鑑賞会で鑑賞するも、他の参加者急な不参加により参加者我1人になってしまい、鑑賞後誰とも話すことなく思わずジョーカーになりそうだった記憶。
ジョーカーと言えば、ダークナイト版の基地外ジョーカーが頭に浮かんでいたが、この映画を観た後ではジョーカーといえば2人浮かぶ…ジョーカーというキャラクターに違った印象,個性を与えたホアキンさんの演技とこの脚本。まさかあのジョーカーがアカデミー賞にノミネートされるとは思いもしなかったが、観た今なら納得できる。
蔑まれ虐げられてきた者たちのある種ヒーローになった彼の姿は、神々しくも禍々しく異質な存在のように感じると共に、この存在に対して批判的に見るのが正しいのだろうが思わず彼を応援してしまい、最後のシーンに思わず「よくやった」と思えてしまった自分に驚いた。
確実に現実にジョーカーみたいな奴が現れると、「はぁ?どっか行けよ」と思うにも関わらず、だ。自分はただの偽善者なのだろうと思えてくる。
まぁ一番の驚きは、監督がハングオーバーの監督だと知った時ですけども…