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ジョーカーのTのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

まずあんまり初っ端からジョーカーというキャラクターが好きになれなかった。
途中耐えられずちょっと飛ばしてしまった...

精神疾患持ちなの?かな...要は全部周りの環境のせいにして生きてる典型的な自己陶酔型のクズにしか見えなかった。

(地下鉄でリーマン?撃ったとこはちょっとスカッとした)

多分この人は泣く代わりに笑ってたんだと思うけど(表現の方法がなぜバグってるのか先天的なものか後天的なものかはよくわからんかったが)
素直に泣くことができたら人生もっと違ったのかもしれないな。と思った
それとも自分の存在の哀れさを笑うことで肯定してるのか...自分自身が道化というかなんというか...

それと泣いた時に抱きしめてくれる人もいなかったんだであろう生い立ちを思うと気の毒だけど、それでもどうにか生きていくか、死ぬしかない。

それは間違っても人を傷つけることでも殺すことでもない。という価値観は自分にとって不変だからこそジョーカーがよくわからなかった。

自分も障害持ちなので少し気持ちはわかるが自己肯定の仕方がネガティブすぎる。

不幸を盾に他人の幸せを奪って良い理由にならない。
ドラマとかでよく見るただのシリアルキラーにしか見えなかった。

自分の感情に蓋をすると本当の感情が見えなくなるから面白くない時は笑わなくて良いし泣きたいときはなくほうがいいな。

殺したいほど憎い相手を殺した時、自分もまた殺される覚悟をしなければいけない。

自分も笑われ者だったから共感できる部分が多いからこそ不快感が強かった。
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