ジョーカーのよこたのレビュー・感想・評価

『ジョーカーが産まれるまで』の通りで人が悪に染まるまで、人の心情を理路整然として表現していた。殺人に至るまでの描写がリアリティがあり、目を離せなくなった。
人が誰しもジョーカーになりうること。
ジョーカーがおかしいのか、社会がおかしいのか。という最初の問いを繰り返す演出がよかった。人種差別を笑う民衆とそれを笑えないジョーカーの対比は皮肉が効きすぎていた。