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ジョーカーのノブのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.0
ダークナイトが好きで期待してみたが、ただ普通だった。
想像以上でもないし想像以下でもない。

皆さんのコメントでは、富裕層と貧困層の社会的な構図から生まれた悲劇の犯罪者で資本主義の問題を伝えているとか、誰でもジョーカーになりうる可能性があることを伝えているなどのコメントが多くあった。自分も同感だけどもっと簡単なことを伝えたいのかなと思った。

本当に愛していた人に裏切られたと感じた時に人は狂気になる。自分を大切にできなくなる。自分に誇りを持てなくなる。

カッとして殺人を犯してしまったのも、自分を見失ってしまったから。
愛されている人は、そうはならない。

愛されていると感じていない人は、タガが外れたとき、ドラッグのように繰り返してしまう。
不倫やパチンコや買い物の衝動買いもそう。

そこから立ち直るのはとても難しい。タガのハズレ具合が大きければ大きいほど。
愛してくれる人を見つけないと。
そして誇りを取り戻さないと。

ただただジョーカーは普通の人間。
そんなことをこの映画は伝えたかったのかな。
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