マタロー

ジョーカーのマタローのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.5
ジョーカーの誕生
エピソード0

ちょっと期待しすぎたかも。
「治安劣悪ゴッサムシティでスタンダップコメディアンをやってるアーサーが社会から見放され狂気のジョーカーえと変貌していく」
といった感じなのかな。

どこからどこまでが妄想の世界でどこが事実なのか?という感想。
ゴッサムシティの住民があそこまでジョーカーに都合良く暴走するか?テレビ局から何の苦労もなく脱出?などの疑問が。
ラストのthe ENDを見た時に、もしやこの映画はジョーカーが自分の為に作った自伝映画なのではないかという考えに。所謂メタ構造的な。
そう考えたらジョーカーよりもウェイン父が悪に描かれることや、その他の矛盾にも説明つきそうな。

ジョーカーが境遇は可哀想だけどそこからくる思考や行動が共感できない人間として描かれるのは良かった。
治安の悪かった頃のNYみたいな地下鉄も良し。
マタロー

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