あのロシア ガズプロムの練習風景を見られるなんて私得な映画。
イリナ・ヴィネルは昔から、新体操はスポーツじゃなくて芸術だ、というのが印象的で
指導の言い方は置いといても、言ってることはわかるんだよな。
速さや強さを競う競技ではないだけに、芸術・美しさの指導って限界があるよね。
そしてロシアは自分のためじゃなく国のために戦ってるので1位以外は負けというね。
指導の厳しさはもちろん酷なんだけど、そもそも生活がかかってるからそんなこと言ってられないのよね。
小学生のころはそれすらもかっこいいと思ってたけど、生活もメンタルも自由はなくて、人権がないことと同じだなと思う。
矛盾したことを言うけれど、今回この映像を見て、ヴィネルコーチよりリタ専属のコーチが許せなかった。
リタを自分の名誉のためのモノのように扱ってる気がした。
どの国のアスリートも少なからず国のために戦う精神は不可欠なんだろうけど、本当の意味で生活がかかってるロシアは別格だと改めて実感。
