NETFLIX で話題の「全裸監督」は未鑑賞。
名前だけは知ってる(いや、ホントにw)、村西とおる監督が再起を掛けて制作した、史上初4時間16分もあるVシネDVDのメイキングと、当時を振り返ったインタビューを撮ったドキュメンタリー作品。
まぁ、30人以上の裸のお姉さんが出てきますが、そんなにエロは感じませんでした。(個人の感想ですw)
それよりも、村西監督の熱量(本気度)が熱い。
AV監督というのは、どこか女衒(ぜげん)のような、女性をモノとしてしか扱ってないようなイメージがありましたが、この人は本当に"クリエイター"というか、一つの作品を「みんなで」作るエンターティナーでもあるんだなぁ。
だから、やる気のない女優を途中で帰らせたり、撮影の合間に乗馬してた女優に「落馬でもしてケガしたらどうするんだ!」と叱ったり、逆に契約に無いことをさせてしまった女優に謝ったり、特別扱いではなくスタッフや演者たちと同じ食事をとったり。
ホントにこの人は"信念"を持って仕事をしているんだなぁ…と感じました。
「え?コレって、マジで(シナリオのない)ドキュメンタリー?」と思うようなトラブル続き(まぁ、そういう所を切り取っているんだろうけどw)で、そういった点も面白かった。
特に終盤で、アッ!っと声が出そうになったトラブルが。
しかし、一番驚いたのは「村西とおる」っていうのは芸名で、本名じゃなかったことです。(そこかい!w)