このレビューはネタバレを含みます
『お父さんとお母さんみたいになりたかった、ごめんね、ごめんなさい・・』
竹内結子の言葉に、色々な感情を重ねてしまって本当に辛い。映画の中と同じように乗り越えてほしかったです。
『The Long Good-bye』
実際に認知症の問題に直面している人からすれば、こんな生やさしい事ではないとおっしゃる方もいるかもしれないですが、私はこの作品が大好きです。
なんて、なんて素敵なコトバなのでしょう・・
認知症の事をこんな風に表現できる人を、本当に尊敬します。
そうなんですよね、大切な人とお別れする為のゆっくりとした、とても長い、温かい時間なんですよね。
傘を3本持って3人を遊園地へ迎えに行った事、お母さんに両親へ紹介させてほしいと伝えた事。
お父さんにとって、今でも心に残る、とってもとっても大切な思い出だったんですよね。