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十二人の死にたい子どもたちのGのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

体験型。
観てやっとその意味がわかる映画。

全員の過去、死を選んだきっかけのシーンがない。
簡単に言えば回顧シーンがゼロ。
マイちゃんが会ったおっさんの顔も、ケンイチをいじめた教師の顔も、全部わからないのに、勝手にそれぞれの苦痛を感じた。

語られるだけの言葉で、イメージし、その人を少し知った気分になる。
まさに、参加者と全く同じ立場になるということ。
同じ情報量で進むので、そこは楽しかった。

自分の意思で生きることを選択した、震えながら挙げた手を一生忘れずに戦っていくんだろうな。
みんな、優しくて強い子だった。


花ちゃんが舞台挨拶で「アンリとして、止めなきゃ!と感情が爆発して自分でも驚いたシーンがある」と言っていた。ここは圧巻だった。震えました。

若手の演技合戦、最高だな!
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