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十二人の死にたい子どもたちのKのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

死にたいと思っている『自殺志願者』達が集まっているのに、理由をつけて中々自殺しようとしないので、冗長な茶番劇のように感じてしまう。

途中何度も意味深に黒いフードの集団が映るので、それ関連で何かどんでん返しのような急展開があるかと思ったが、オチも概ね予想通りだった。
一人で死ぬという発想はないのか?

それと個人的にエンドロールは種明かしのような映像より、それぞれの自殺志願者達の後日談のようなものを入れて欲しかった。
大体の奴は自分の気持ち次第で生きていけそうだが、約一名人生詰んでそうなキャラがいたので……(親に保険金かけられてるやつ)。

絵的に地味だったので少々退屈に感じたが、冲方丁氏原作なだけあってミステリー要素はよく出来ていたので、映画ではなく小説なら普通に面白かったんだろうなと思った。
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