このレビューはネタバレを含みます
閉鎖的な環境で起きる殺人事件という事で、なんとなく「人狼ゲーム」みたいな展開を想像していたが、全く違った。
集団自殺をするために集まった中で起きた殺人事件を巡って真相解明をするという不思議でシュールな設定。
その過程でそれぞれのドラマが丁寧に描かれて、結局誰も死なないどころか再出発の機会になるという予想外のエンディング。しかし、途中のロジックの展開やサスペンスタッチの演出が上手く全く飽きずに最後まで見れた。なんと原作は冲方丁、監督は堤・・・なるほど、作品のレベルが高いハズ。
