タミル語界の大将ヴィジャイ主演。
オープニングで完全に心を鷲掴みされ、盛りなしに約3時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。
あらすじから想像していたサスペンスはほんの初めだけで、医療制度や汚職、それをインド映画ではお得意の世代を跨いだ因縁復讐モノになっていました。
上映時間だけみるとすごく長いけど、娯楽要素と強いメッセージをメリハリよく使い分け、かなり辛いシーンやエピソードもあるけど最後には観てよかったと思える作品でした。
それにしてもヴィジャイの魅力ってなんなんですかね。作中でも「坊や」と呼ばれ他の作品でもネタになる童顔（目がかわいい）と、キレッキレのダンスと派手なアクション。すごいよヴィジャイ。
全ての作品を追っかけたくなる…！
あらすじ--------
チェンナイの低所得者層地域で開業するマーラン医師は、低額で患者を診る人徳者で、国際会議でも表彰される。しかしその周りで医療関係者の不審死が起こり、警察は彼を拘束して尋問する。そこで浮かび上がったのは、ヴェトリという名の彼と瓜二つの奇術師だった。V・ヴィジャエーンドラ・プラサード（バジュランギおじさんと、小さな迷子）が脚本に加わり、娯楽性がある社会派スリラーに仕上がっている。
IMW公式HPより--------
タミル語
字幕翻訳:矢内美貴
2021-222-154
