まっと

悪魔はいつもそこにのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すっっっ………ごく素直な感想を言うと推しのトムホが人を殺すところが見られて嬉しかった

たまたま共演してるライリー・キーオがそうなんですけど 可愛い系の麗しいお顔がなんだか物憂げで冷めた目になるときのゾッとする美しさ それがトムホにも見て取れてさすが私のファム・ファタール……と感動しました

信仰があるからこそ起こったそれはもうたくさんのたくさんの悲劇と人殺し 信仰があるところには常に悪魔が潜む 光が当たればそりゃあ影ができますからね だからって信仰なんてクソだろ!て扇動するような、逆にそれでも信じる心を持つのですと啓蒙するような映画ではない これ自体が問いかけのような映画だった

私は妹に父におばあちゃんに殉じたアーヴィンを敬虔だと思う 彼は家族に対して敬虔だった 人の精神活動である信仰があって、それはそれとして社会規範たる厳然たる法があって、法の下の罪はもちろん罪だから人殺しはやっちゃいけないんだけど、この狭い狭い家族の中で、そしてアーヴィンという人間の器の中で、牧師殺しは罪だったか? それよりもっともっと重い罪をあいつが犯したから、アーヴィンという世界の神様のアーヴィンはあいつを断罪したんだ でも個人の世界の考え方で勝手をやるなというのは奥さん殺しちゃったほうの牧師さんですでに描かれているのだった う〜ん解散
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