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悪魔はいつもそこにのchanyuriのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

両親の出会い、主人公の誕生から物語ははじまる。母を癌で亡くし父を自殺で亡くす壮絶な少年時代を過ごした主人公が、お婆ちゃんに引き取られて義理の妹とともに暮らす。

父親譲りの正義感をもった少年は、学校でいじめられている妹を守るため、いじめっ子をボコボコに。

キリスト教である義妹は毎日お祈りに教会へ通う。
しかし新米牧師として街にやってくるロバートパティンソンの口車にのせられ、妊娠。(クソ)
なんとかしろとののしる牧師に心を病んだ妹は自殺(思い直すも誤って吊ってしまう)

すべてを知った主人公が牧師を撃ち殺し故郷へ逃げ帰る。
道中の変態カメラマン夫婦や警察から身を守るために殺害、最後はヒッチハイクで拾った車の中でホワホワと眠気と戦ってこの先どうなるのか……というところでEND

少年、成長したら急にトムホランドになって笑っちゃった。
パティンソン、テネットのニールの印象が強すぎてど変態嫌味牧師が新鮮すぎて🤦‍♀️
イッヌも親も妹も変態牧師も変態写真家もその被害者たちも警官もその妹も…
数多くの登場人物が死んで情緒が不安定になる映画。報われない。希望が見えたと思えばすぐ絶望が顔を出すタイプの映画。

映画の時間軸の構成は分かりやすくてよかった。物語のナレーターがいたのも新鮮。ただ、登場人物が多いのでしっかり把握しないと、ナレーターが誰のこと言ってんのかわからなくなる😌
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