相変わらず好き勝手やっている。
登場した瞬間自殺未遂(霊の仕業？)の人物とかね。
しかし、今作はなかなかレベル高い。
コインロッカーは怖いかもしれない。
得体のしれないものがある。

また、オシラサマも呪いのビデオドキュメンタリーの中でかなり当たりじゃないだろうか。
オシラサマというのは、過去に何度かリアルに事件を起こしているんで、ちょっと恐怖ありますね。
ドキュメンタリー中に外国人に話しかけたら、ケイサツニジュウヨン！？
とか言って追い払われそうになった。
その後も怪しい日本語が笑えた。
仕込みだろうけど、滅茶苦茶楽しいね。
ガキの使いみたいなノリだった。

また、荻谷さんと言わねばならないところを、スタッフが電話で古谷さんと言っているのを発見した。
気になったので、ネットで調べてみたら、荻谷さんの本名を隠し忘れたという解釈をしていた。
そう言われたら、今までのもまるで本物みたいでなんか怖くなるね。

最後は強引にナレーションで仕上げてくる。
どこからでも呪いにもっていける強さ。
豪腕！

特盛の不幸要素とシンプルに気色の悪い廃墟探訪。

今回は結構いい。
不幸な人生を送ったホステスの人生を絡めた、禍々しくも悲しくつらい内容。
オシラサマもどきみたいなのの姿、「子宮に沈める」の包みを思い出させて非常にグロい。
重く痛々しい前振りで気分を落とし、いつもの雑な合成お化けでズコーッと笑える安心感。

フィリピン人ホステスの「オワカリイタダケマシタ？！」が最大の見せ場。
本呪ってそんなに世間に浸透しとるのか…

廃墟と、ロープのエピソードも想像力を刺激されてよかった。
今までで一番見応えがあったかも。