いはん

プライベート・ウォーのいはんのレビュー・感想・評価

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)
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点数は、つけられません。

希望、絶望、現実。
なにが彼女を掻き立てるのか。彼女はなにと戦っていたのか。誰にも、彼女にも本当の答えはわからない。
伝記映画ではあるが、彼女自身よりも、彼女の見てきたものがメインな映画。始終遣る瀬無い気持ちでした。誰もが知ってる、戦争になった時民間人が一番無力で無残な死を待つことしかできないって。でも、だれが彼らの顔や彼らの物語を知ってる?それを報道する人がいなければ、彼らはただ歴史の濁流の中に消えていくだけ。彼らの物語を知ってなにになる、そんなことを問う人がいるかもしれない。知れ!と私は言いたい。私も、あなたも、彼らの物語を知る責任がある。私たちはそれしかできないのだから、せめてそれをしよう。

人は死ぬためじゃなくて、生きるために生まれてきたのに。なんで、なんでこんなことになってるんだ。誰が、本当に誰が彼らのを助けるの。本当に。
いはん

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