このレビューはネタバレを含みます
不全麻痺になった人、なりたての人はこんなに明るくないし、障害についても自分で調べる。
あんなふうにパラスポーツについて質問しまくったりしない。人の車椅子に座らない。盗まれたなんて嘘つかない。
そりゃ気づくよね。気づいても言わない。「足のこと忘れちゃう、愛されるっていいわね」「純粋な車椅子の少女は知らないフリをしたの。幸せな時間は逃さないわ😁」「(彼が立ったら)さよならね」と。
巡礼の奇跡を利用して歩けるようになったことにしようと思ってたけど、司祭さんの「また嘘をつくのですか?」と的を得た質問。靴のすり減りですぐわかった、と。
歩いて走って、立って生活できる彼は、車椅子の彼女の考えることはよくわからないだろうけど、もう少し彼女の気持ちを考えてあげてほしかったな。
はじめから誠心誠意謝ってれば、良かったのに。
嘘つく人嫌い。
画は常にきれい。カラフルで、きれい。内容もスッキリまとまってるけど、美談というか…美化しすぎ。
最後の終わりも、せめて歩いて押せよ、と。
全部、女性が理解を示して優しく受け止めてる。