【クワイエット・プレイス】の二番煎じと言われても仕方がない内容でしたが、普通に面白かった。途中まではね、途中までは。
地底深くの洞窟から現れたコウモリのような怪物たち。音に反応し獰猛という言葉がピッタリなぐらい人間を襲いまくります。ベスプと名付けられたこの怪物たちは身体はさほど大きくないけど数がエグイ。こんな数で攻撃されたらどうしようもない。
ある家族を中心に話は進むけど、娘は耳が聞こえなくないという設定も「クワイエット・プレイス」にソックリ。手話が使えるのがこの家族の強みやけど、ただこういう設定を巧くいかせてないのが残念なポイント。
それと一番の残念ポイントが途中で登場する宗教団体。正直こんなん登場させる必要がなかったと思うし、登場して何がしたかったのか意味不明。ただこいつらの登場で災害時はベスプよりも人間が怖いっていうのだけ伝わってきた。
あの稲刈り機のようは機械を永遠に動かし続ければべスプを駆除出来ると思うねんけど、なぜ電源を切るのかなお父さん。