「変でいい、変でなきゃダメだ…狂ってなきゃ、逸脱してなきゃ悪魔は殺せない…！常軌を逸してこそ開かれる、勝ちへの道が…！」
観たぞ観たぞ、噂の中国版「賭博黙示録カイジ」
原作には無い「ピエロのクリーチャー無双」「ド迫力なカーチェイス」（そもそもカイジが彼女持ちで「クズ」じゃない。）
これらが作品に絶対必要かと問われれば別にいらないし、まとまってるかと言われればもうムチャクチャで「変」だ
でも面白いか面白くないかなら、この歪さは…確実に「面白い」（それぞれのクオリティはかなり高い）
「限定ジャンケン」に絞ったのもあって地味になりがちな画面を楽しく賑やかにしてくれている
中国映画にハリウッド俳優が出演して違和感残してギャラだけ持って帰るケースは過去にもたまにあった（ケビン・スペイシー、デヴィット・モース等々）
それらに比べたら今回のマイケル・ダグラスのハマり具合は「僥倖」だったし、かつて「強欲は善だ」と言っていた彼が利根川を演じている事に説得力すらあった
少なくとも続編は観る
