このレビューはネタバレを含みます
｢スーサイド・スクワッド｣で一躍人気ヴィランの筆頭に上り詰めたクレイジークイーン"ハーレイ・クイン"のスピンオフ映画
自由奔放で最高に狂ったハーレイ嬢がより過激に❗さらにパワーアップして魅力満載でハチャメチャするアンチヒーロー"ヴィラン"ムービー
同時期公開の｢チャーリーズ・エンジェル｣とテーマ的には近いけどこっちは悪対悪！裏切り対裏切り、男対ガールズの殴り合いデスマッチ
スーパーパワーを持たないハーレイに合わせて派手で超人的なバトルよりも、現実的なマーシャルアーツなアクションが主体となり、DCユニバース系映画の中ではかなりスケールは小さい
しかし小気味良くスタイリッシュなアクションの連続と音楽のマッチ感はスカッとさせられる
今作は完全にハーレイ・クインが主役なので他のキャラクターはほとんどおまけで余り個性も見せ場もないのが勿体ないところではある
ユアン・マクレガーのブラックマスクがもうちょい悪役としてハーレイに負けないくらい二癖くらいあって、対照的な狂人極悪キャラだったらもっと盛り上がったかもしれない、中途半端な小悪党だったのが勿体ない
ストーリーも基本的には中身薄でカウチポテトムービー
あくまでも｢スーサイド・スクワッド2｣への繋ぎとすればまあまあ及第点、ジェーズ・ガン版の次回作でさらに魅力満点で暴れてくれることに期待したい
マーゴット・ロビーのハーレイ・クインは当にはまり役❗過激で自分勝手、派手な言動の悪キャラなのにキュートで憎めない感じは｢GTA5｣のトレバーを彷彿させる
DC系は｢アクアマン｣｢ハーレイ・クイン｣｢ワンダーウーマン1985｣と女性キャストにハズレ無しの完全布陣なので今後も期待作が続くのが嬉しい
