Polar:ヨナス・アカーランド監督、ジェイソン・ロスウェル脚本、マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ、キャサリン・ウィニック、マット・ルーカス出演、deadmau5音楽、パール・M・エクベリ撮影、2019年ドイツ、アメリカ作品。
凄腕の殺し屋ダンカンは引退を2週間後に控え、雪に囲まれた田舎町で穏やかな生活を送っていた。強欲な雇い主ブルートはダンカンの定年退職と同時に支払う多額の年金が惜しくなり、ダンカンのもとに殺し屋集団を送り込む。一方、ダンカンは近所に住む孤独な女性カミールと親交を深めていくが・・・。
いい意味でマニアックな独特の世界観や作品全体の勢いが凄まじい!!エログロ満載なバイオレンスなので好みが分かれそうに思う。自分としては割と好みな世界観だった。ただ物語がややチープと言うか物足りない気もした。マッツ・ミケルセンの演技がいいので惹きつけられるものの、けっこう如何にもな展開を過剰な表現で繰り広げるので少し冷める部分もあった気がする。
暗い室内や夜を背景にヴィヴィッドな配色のネオンや衣装がけっこう強烈。刺激的な映像を求めるならこの作品は持ってこいの様な気がする。グロいバイオレンスももちろん含めて、期待を裏切らない(笑)
個人的に最近益々グロに弱くなりつつあるけど、また観てもいいかも知れない。