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ストレイ・ドッグのoのレビュー・感想・評価

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)
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ニコール・キッドマンのハードボイルド女刑事もの、くらいの前情報で見に行ったらイメージ通りなんだけどあと一歩二歩惜しい感じ。
疲れ果てた肌はおそらくメイクアップによるものと思うけど、そこまでやる必要あったかなーと思ってしまった。
ストーリーは潜入捜査あるあるな展開なのであまり驚きはなくて、娘を大切にしたいと言うわりに子育てはおざなりだったようで、娘の態度も仕方なく思える自分がいたし、娘の彼氏はたしかにちゃらんぽらんっぽいのだけど、頭ごなしに否定するスタンスもこれまたどうなの?と感じてしまう。
17年前に自分が関わったある事件にケリをつけたい気持ちは理解するけれど、あまりにも場当たり的な独自捜査や職務放棄的態度には現場に駆けつけた同僚と似た感情を抱いてしまった。
ある意味この突き放す感じが魅力でありながら、演出的にさほどうまく機能してるようには思えず、ほろ苦い。
別れた?夫の名前がイーサン(トム・クルーズを想起させる)だったり、いいケツパロディ(アベンジャーズ)あったりと、面白い要素はありましたね。
ニコール・キッドマン、スクート・マクナイリー、セバスタあたりが好みなら見る価値ありかと。トビー・ケベルはもっと見どころがほしかったですね。
最後まで見るとキッカケがあれ?な感じがしてくるので、これは編集や構成についても再考が必要な気がします。
食材はいいけどそこまでおいしくなかった料理みたいな映画?
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