ストレイ・ドッグの作品情報・感想・評価

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「ストレイ・ドッグ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

因縁の犯人を追う女刑事エリンを、ニコール・キッドマンが演じる。
老け&死にかけのメイクを施しているので、キャッチーさは皆無なのだが、若い頃の回想シーンではやはり美しい。

内容はといえば、昔のパートナー(娘の父親)を殺された個人的復讐と自らの犯罪の隠匿のため、相棒の刑事をふりきり、1人で非合法捜査を行うエリンの姿を追うもの。
刑事の姿と並行して、非行に走りクズ男とつるむ娘との関係修復に奔走する母の姿も描く。

身も心も捧げた男と、その男との間に遺された娘への「愛」を描こうとしていたのは伝わってきたが、常に怒りと暴力に支配されたエリンの姿は、刑事や母というより、アウトロー・犯罪者のそれに近く。
感情移入しにくかった。

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ニコールのボロボロハードボイルド。

松田優作のコスプレした渋めなニコール・キッドマンがコキコキしてる盛り上がりに欠ける犯罪映画。

一応、時系列をいじってあるが、あれだったらニコールをもっとワルにしないとアッと驚かないかな?
83roh

83rohの感想・評価

3.0
ニコール・キッドマン史上最高にボロボロの映画だなぁ…

クリスとエリンって同僚じゃない?

銀行に入った時クリスは「FBI!」って言うけど、エリンはバッジ📛見せながら「LAPD!」って言うんだが…

クライマックスはなるほど!って思った。

このレビューはネタバレを含みます

アンダーカバー刑事物としてはよくありそうなお話しだし、オリジナルタイトルからしてセロン姉さんのあの作品を思い出しちゃう。
そんなにするんならヴァイオレンス描写にリアルさも欲しい。
MP5のマグチェンジするのに手が震えて一度で出来ないってw
もっと上をしっかり握ってやればいいのに、下のほうを握ってちゃ駄目だわ。

ラストは70年代のノワールぽくて良かった。
こういう復讐物、好きですよ😃
ラストの展開も、好きですよ😆

ニコールさんの、若い時代と、老いた現代(メイク)を、使い分けてるの、スゴいね😆

やっぱり、特殊メイクは、スゴいね😅
最初、すっぴんかと思った(笑)😆

ニコールさん。やっぱりカッコいいね😆
汚れ役(⚫ニ⚫を手⚫⚫)も、堂々と演じてるあたり、さすがは、大女優ですね😆
deniz

denizの感想・評価

3.7
硬い映画だった。
岩に石を積み重ねたような。
飢えと渇きと不安定さに軋む映画だった。

元FBI捜査官ながら、現在はアル中で娘からも疎まれるLA市警の刑事エリン(ニコール・キッドマン)が、17年前の潜入捜査での失敗に対する贖罪・復讐の為、ひたすらに犯人を追い求める物語。

スーパーヒーローでもないエリンはけして強くもなく、不摂生もたたってむしろ脆弱。銃撃戦ももちろんジョン・ウィックを期待してはいけない。
ラストの展開は驚いたものの、ストーリーは至って平坦で、けして余韻の良い終わりでは無いし、彼女の生き方・やり方に賛同もしづらい。
それでも、毛並みの悪い痩せ細った犬が、狙いを定めた肉に向かって窪んだ眼で迫って行く。
そんなニコールの演技に惹き込まれた。
その一点が私はとにかく好きだった。
情景と同化した音楽、色味の無い衣装、娯楽の全てを省いた演出。
エリンの怒りと哀しみだけを煮詰めた世界のなかで、唯一の優しい思い出である、クリス(セバスチャン・スタン)との描写だけが、じんわりと救いのように暖かかった。
南カリフォルニアの鮮烈な太陽の下、ニコール・キッドマンの刑事がどんどんぶっ壊れてゆく。
17年前の潜入捜査で心に深い傷を負った彼女の元に、逃亡中の主犯からメッセージが届く。
過去の罪にケジメをつけるため、主人公は法律そっちのけの単独捜査に突き進む。
劇盤が凄くカッコいい。
超ハードなノワールだが、キッドマンのやさぐれっぷりが凄い。
彼女は過去からやって来た事件に囚われ、これを解決しないうちは何も出来なくなってしまう。
一体、17年前に何があったのか、彼女がこれほど拘る動機とは。
映画は、主人公だけが知る秘密に向かい、現在と過去を行き来しながら展開する。
若き日、飛べると思っていたけど飛べなかった。
母でもある主人公の不幸な子供時代の記憶が、巡り巡って運命を狂わせるのが切ない。
主犯がなぜ今更メッセージを送って来たのか謎なんだが、「おっ」と思わせる作劇の仕掛けも面白かった。
大熱演のキッドマンは新境地。
シャーリーズ・セロンがやりたがりそうな役だな。
評価はイマイチのようだけど自分に刺さるのは、主人公と同じくろくでなしで品行方正とは程遠い人間だからか?
主人公が男性なら刺さらなかったと思うので、中年女性が主人公であることに意義やシンパシーを感じない人には「凡庸な焼き直し映画」なのかも。
セバスチャン・スタンが運命の女をそのまま反転させた運命の男である事まで含めて完璧。
ハードボイルド。ニコール・キッドマンの特殊メイクがすごくてまるで別人なので、映画自体の印象が薄まって、少ししたら忘れてしまいそう。だけど見返したときは「これ結構面白いじゃん!」なんて言いそうな気がする。
単純な手法でしたがヤラれた感満載で劇場を後にした三遊亭呼延灼です,こんばんわ.ニコール・キッドマンの鬼演技に意識が誘導させられた結果だと存じます. それほどに素晴らしかった.多くの人が指摘しているように,モンスターのシャーリーズ・セロンに匹敵するやさぐれ度合いでした.すごすぎて,娘との夜中のダイナーでの会話シーンでだんだん彼女の顔が,やさぐれた時のトム・クルーズに見えてきたのは,ちょっと笑いました.
特に手です.手は年齢が出るといいますが,実年齢以上のカサカサ肌には鳥肌りました.そういうところにまで手抜かりなく準備するのは素晴らしいです.イーオン・フラックスやジェニファーズ・ボディの監督とは思えないキメの細やかさです(手はカサカサだけど).
その手といえばニコールに手コキしてもらえるの羨ましくありませんか.荒んだ手のシワシワが微妙な刺激になって,上野の手コキババァさんにも勝るとも劣らない心地よさだったりするのでしょうか.
作中茶色というか赤褐色が特徴的でしたが,「怒りで脳が焼き付く」と言ったエリンさんの心の内を表現したものだったのでしょうか.よー知りませんが.
そのエリンさん,倉庫に隠し持っていた金を回収した際,怒りながら慟哭されておられたのって,ダイパックで札束が使い物にならなくなったって判断でよろしいか?染色された札ってどっかで洗浄(これがホントのマネー・ロンダリング!)できないんでしょうか,できないんでしょうね.できるような染料使わないですもんね.
それと娘さんと雪山を分け入った意味と時期には,脳細胞が刺激されました.娘さん出産の時期と強盗の時期が不明瞭なんで,意味をはかりとれなくって,困った困った駒井千佳子であります.素直に考えたらクリス(セバスチャン・スタンだと知ったのはエンドクレジットってのは内緒です)が亡くなった日なんでしょうが.
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