このレビューはネタバレを含みます
感情移入しやすい私には向いていないストーリーでした。
ロイが頻繁に心理検査をして感情を抑えることを要求されるから、こっちまで冷静を装ってしまう。
医療が進歩しても人間の精神は厄介なんだろう。宇宙軍のミッションとしては大事なことだけど、見ている私は宇宙に魅力を感じなくなってしまう。
それと、太陽系外を調べても生命体は見つからなかったのは残念だった。
空想してドキドキワクワクするのがSFだと思っているので、これをSFとして見てしまったのが失敗だった。
そんな私が面白かったところは、
・月面の空港みたいな施設
・火星の湖で宇宙服を着て泳ぐところからの発射直前の搭乗。
・もと奥さんがリヴ・タイラーという設定が『アルマゲドン』の続きみたいだったところ。
それと、宇宙服で行動の制限がある中、ほぼ顔面だけで演じるブラッド・ピットはすごく良かったです。
親子関係に注目して客観的に見れば、違う印象があるのかもしれない。