はる

アド・アストラのはるのネタバレレビュー・内容・結末

アド・アストラ(2019年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

感情移入しやすい私には向いていないストーリーでした。

ロイが頻繁に心理検査をして感情を抑えることを要求されるから、こっちまで冷静を装ってしまう。
医療が進歩しても人間の精神は厄介なんだろう。宇宙軍のミッションとしては大事なことだけど、見ている私は宇宙に魅力を感じなくなってしまう。
それと、太陽系外を調べても生命体は見つからなかったのは残念だった。

空想してドキドキワクワクするのがSFだと思っているので、これをSFとして見てしまったのが失敗だった。

そんな私が面白かったところは、

・月面の空港みたいな施設
・火星の湖で宇宙服を着て泳ぐところからの発射直前の搭乗。
・もと奥さんがリヴ・タイラーという設定が『アルマゲドン』の続きみたいだったところ。

それと、宇宙服で行動の制限がある中、ほぼ顔面だけで演じるブラッド・ピットはすごく良かったです。

親子関係に注目して客観的に見れば、違う印象があるのかもしれない。
はる

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