いわゆる宇宙ものっていうイメージで見に行くとあれってなるかも。
ブラピ役の主人公が少しずつ宇宙の奥に奥に沈み込んでいくのだけれども、静かな海の深みにはまっていくようなドロッとした空気感と宇宙の広さの対比、無音の宇宙空間を表現した静かだけれどよく聞くと様々な存在感を感じさせる音楽、はっきりとしたエンディングではないけれど、色々な考えを示させてくれる映画でした。
昨日カオスラウンジのアトリエの展示で、「映像作品は結末が一個だとそのまま2度は見なかったりするが、いわゆるもやっとした終わりだとそのあと見た人に考える余地を与えるので何回も見たくなる」って話しを聞いたのをふと思い出した。
