昔々、映画好きの父と一緒に観て、めちゃくちゃ怖かった記憶があります。
さて、長い連休の始まりにうってつけの作品となるか…。
いや…全然、怖くはなかった。
それより面白かったなぁというのが、再鑑賞しての感想。
80年代の雰囲気をたっぷりと堪能できる作品だ。そして、大柄でセクシーな女の子たちがハツラツと楽しげに演じていて、そのあたりも楽しめる。
主人公はアメリカ人の作家、ピーター・ニール。これからローマに旅立つのに、空港に自転車で行くのだ!かなり遠いよね…。いきなりのエネルギッシュさと爽やかさに脱帽だ。
そこら辺からちょっと面白い。
昔に観たとき、すごく怖くて、印象に残っていた理由が、物語が進むにつれて段々と分かってきた。いくつかのシーンの衝撃度は、初めての鑑賞時とほぼ同じだった。
怖くはないけど、まあまあエグい。
怖くはないけど、まあまあエロい。
怖くはないけど、まあまあエモい。
最後のは「言いたいだけ」です。(ごめんなさい)
肩が凝る怖さではないけれど、ところどころ意味深な演出があったり、小道具にもこだわりが見て取れて、作り手の「芯」が感じられた。
もう少し深掘りすると新たな発見がありそうな気配がプンプンする作品だなぁと感じました。
…ということで、
今後もちょくちょく観返すことをここに宣言します!