キネマ寸評

シャドーのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

シャドー(1982年製作の映画)
3.0
ArgentoのProfondo rosso的な猟奇殺人系サスペンス路線。安定のDaria Nicolodiと長すぎる絶叫ラスト。どんでん返し。イカすイタリアンなJhon Saxonが新鮮な役作りでイタ語被せられる。なんかこのデカいい男だわ、と思ったらGiuliano Gemma。よく分からないトラウマ。初見で死相漂う殺され役の方々。Argentお馴染みの後方転倒頭ガラスがっしゃーんと志村後ろ。迫力のハンド切り落としと出すぎる出血放水。地味にすごい複数犯。いくつか伏線的な要素がありながら半ば解決せず終わるところが伊映画だが、もしかしたらラストの脚本も考えながら撮影していたのでは?一番の謎はお手伝い娘のバイクでいきなり逆ギレと諍いからのドーベルマン、連続殺人犯の家に迷い込み。そんな上手いことないだろ。色々未公開シーンありそう。
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