タカナリ

守護教師のタカナリのレビュー・感想・評価

守護教師(2018年製作の映画)
4.0
女子高の体育教師となった元プロボクサーのギチョル。良い先生になろうと努力していく中、不登校の友達を探す生徒・ユジンを気にかけるようになる。

我らのマブリーことマ・ドンソクが今回演じるのは、女子高の先生です。
先生として頑張ってますが、生徒はギチョルを不審者扱いしますし、注意をしても誰も言うこと聞きません。態度がクソ悪い。
私なら初日で心折れる。

ギチョルはユジンと共に、行方不明になっている生徒を探そうと奔走しますが、ユジンがとにかく危なっかしい。
街で聞き込みをするのはいいんですが、明らかに怪しい人だったり、怪しい場所で聞いたりしてるんですよね。下手したら帰れなくなる可能性もあるわけなんですが、それを分かってません。
行方不明の原因が犯罪と考えるなら、もっと注意すべき。高校生でもそれくらいは考えられると思う。
「私は大人」という台詞は、まだまだ子供な証拠。

マ・ドンソク主演で一番の注目はやはりアクション。
ですが本格的に戦うのは後半の後半です。思ったよりも戦いません。アクションに期待している人は物足りないと思います。
ですが、刃物持ってる奴に素手で勝つのは燃えましたし、黒幕をビビらせたのはゾクゾクしましたね。出来ればぶん殴って欲しかったですが。
それにしても、親子揃ってクズだったな。

男子高だったら、この先生はもっと人気だっただろうな。
勉強は教えてくれなさそうですが、人生に必要な事を教えてくれそう。