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群山:鵞鳥を咏うのokomeのレビュー・感想・評価

群山:鵞鳥を咏う(2018年製作の映画)
3.3
チャンリュル監督作品。慶州の次は『群山』
風景が美しい作品。
時間の流れが絶妙で、群山の寂れた街のように停滞しながら不思議な流れのなかで物語がすすむ。
場所が主役。
端役でさえ豪華な俳優陣がそれを彩る。
韓国の中の在日韓国人、韓国の中の朝鮮族、韓国の中の韓国人。
チャンリュル監督自身が朝鮮族だから、どの作品もいろんな種類の韓国人が出てくるのも興味深い。

いつか行った群山の街を思い出しながら楽しんだ。
さびれた港町だけれど、日本式家屋がたくさん
残り興味深い。良くも悪くも日本統治の跡がたくさん残っていて風情があり、歩き回って楽しい街。
この映画を見て、また行きたいと改めて思う。
カルグクスの店があるなら訪ねたい。
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