このレビューはネタバレを含みます
私は映画にドラマチックさを求めているのだなと思った。。喪失からの再生をリアルに描いた物語。最初から最後まで、ありえる内容ではあるだろうけど、だからこそ退屈だと思ってしまった。
映画の中で人が死ぬ話は嫌いだが、この作品は死自体にスポットライトを当てて盛り立てる、みたいなことはしていない。
あくまでも、事が起こるまでの日常と、起こった後の再生を描いている。そこは好印象。
ラスト。なぜ人は他人のやるスポーツを見て楽しめるのか、応援したくなるのか、わかった気がしてしまう。小さいアマンダが自分を負けからジュースに追い付く選手に重ねて希望を見出すという演出もよかった。