村の人々の生活の場のすぐ側を走る列車
電車が来ないと線路の上も生活の場になってしまうので、電車が来るとみんな一斉に物をどかす
たまに間に合わなくて列車にへばりつき、あとで運転手が返しに行ったり...
ある日、線路をまたがるように干してあった洗濯物のブラジャーが電車に引っ掛かり、運転手が持ち主を探しに行くお話
台詞がまったくない作品なので、下手すると眠くなっちゃうかも、なんて思ったりしたけど、そんな心配も吹っ飛ぶくらいの、めちゃくちゃ素敵な作品！
映像もフォーカスが合っている部分以外はわざとぼやかしていたり、この作品のメインになっている列車のゴトンゴトンというリズムに合わせてメロディをのせてたり、また台詞がないことで登場人物たちの動きで視覚的に話の展開を容易に理解できて、シンプルだけどとても素敵だった
ここ数日観てきた映画祭作品の中で一番でした！
