象徴的過ぎる美しい映画。
内容は特に響かなかったけど、断片断片が美しく宗教画のような一瞬が詰め込まれている。
船の上、妊娠、洗濯機の写真、脚の悪い少女、犬と蛇、馬と海辺。起こる出来事も象徴的でつながりがなく、現実感がないところが個人的に好き。
そこに意味はないのだけれども、男性を殆ど登場させずに女性のみで描いてるところも絵画のそれらしくて良い。
伝えたいことはよくわからなかったけど、あの場所の温度や空気、匂い、海風を感じられる光を見てるだけで暗く心地よい映画だなあと。
内容は伝わらなかったけど。