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虐待の証明/ミス・ペクのLEGIONのレビュー・感想・評価

虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)
3.5
親からの虐待により養護施設で育った女性がある日、虐待を受けているであろう少女を見つけて自分と重ね合わせ、助け出そうとする物語。世界に希望を見てないような眼差しを向けながらも、自分と似たような境遇にある少女をほっとけずに手を差し伸べる主人公の姿に虐待という負の連鎖から逃れる光が見えたような気がした。
同情する余地はないにしても主人公と敵対する登場人物の置かれた生活環境とその環境下における子どもの立場が描かれる描写はやるせなさが募る。
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