虐待の証明/ミス・ペクの作品情報・感想・評価

虐待の証明/ミス・ペク2018年製作の映画)

미쓰백/Miss Baek

上映日:2020年01月03日

製作国:

上映時間:98分

3.7

あらすじ

「虐待の証明/ミス・ペク」に投稿された感想・評価

setsuO

setsuOの感想・評価

3.5
実話ベースだし、予告を見てヘビーな内容だろうなぁと思っていたが、
思っていたほど、ズッシリと来なかった。

それよりも要所要所で【良いシーン】感を演出している感じが凄く違和感で、
誘いには乗れるが、そこまで来ないという勿体なさ。
内容は伝わるがあまり響かなかった。

ミス・ペク(ハン・ジミン)がただただ美しかった。

あとキム・ソニョン氏(どじょう汁屋の店主)は
日本で言う江口のりこさんみたいだなぁ。
安定しているし素敵な女優さん。
Bom

Bomの感想・評価

3.1
虐待の連鎖。負の力っていつの間に慣れてしまう。強くなってることにも気付かないくらい麻痺してしまう。

2020年初観作品430本目
J

Jの感想・評価

4.0
・物語★★★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★
・映像★★★
・音楽★★★

テーマは児童虐待とその連鎖、そしてそれを断ち切るための葛藤。

日本でも、あの痛ましい児童虐待死事件をきっかけに、児童虐待防止法に体罰禁止規定が盛り込まれたのは、記憶に新しいところ。

家庭内のセンシティブな問題なだけに外部の目が届きにくく、届いたとしても追及が難しい…
そのことを端的に表した邦題は秀逸です。

『万引き家族』以上に壮絶なシーンには思わず目を覆いたくなりますが、現実に起きている社会問題を直視する意味で、一人でも多くの人に見てほしい作品です。

暗くて重いテーマではありますが、クライマックスのアクションシーンはどこかスカッとしてしまいます。

ヒロインと母親の真実には泣かされました。
世の中にこんなやつが沢山いるって
考えたらほんとに。イライラするね。

このレビューはネタバレを含みます

実際あった児童虐待事件を基に韓国らしい目を背けたくなる虐待シーンを克明に描きつつ、シリアスになりすぎないエンタメ要素の配分が巧い。今作だとピンチに主人公が間に合うのか、とか犯人を成敗してスカッとするとか。
個人的にはエンタメ成分なしの胸糞のみの作品もそれはそれで好きだが。

話は万引き家族のユリが中心のサイドストーリーのようであり、坂元裕二脚本のドラマ『マザー』も連想した。

虐待を受けてきてない、知り合いに警察関係者もいない自分のような人間が虐待児童を目の前にしてするべき事は何か。
育児が不可能になり子供に手を上げる前に親がするべき事は何か。

虐待を立証するのがこんなに難しいことだとは。

加害者となった親達が窮地に陥った時罪を犯す前に頼れるセーフティネットなどの存在こそが、本当の弱者に寄り添える社会を実現するためには必要だと感じた。

ジウンの見た目が姪っ子とダブり辛くて何度も涙が滲んだ。
かつて虐待受け母に捨てられ、心に深い傷を負い生きる女性サンア。過去を封印し未来に希望も無い彼女が出会った今まさに虐待に晒され地獄で懸命に踏ん張る少女。そんな二人がどこまでも腐った世界で手を取り合い互いの光になろうとする。負の鎖に向き合う壮絶な痛みを伴う闘い。苦しい。

哀しい過去に追い討ちかけるようなある事件の不当な有罪判決。被害者にも関わらずサンアの社会的立場を不利にし更に声を届かなくする。また加害者側の描き方も嫌悪感凄く腹ワタ煮えくり返るwこの辺り相変わらず容赦ないし演技とは言え絶妙にイラつく役者の配置もさすが。力づくな終盤も割と好きw

孤独を受け入れ心荒みながらも僅かに残る光を消さないサンア。演じるハン・ジミンの憎しみも悲しみも内混ぜで少女とも自分ともクソな世界とも静かに向き合う表情が素晴らしかった。
カッコイイ!美しい!
男が警察官だから成り立つが誘拐、殺人未遂、到底人の親にはなれないな。
結局音が目なしか?
けど、暗くて汚くて演技がよくて韓国ならではでよかったです。
トガニのような絶望しかないモノを覚悟して鑑賞に挑んだわけだけど、意外とドラマティックでサスペンスな展開が目立つ。

それでも胸糞指数の高い内容には変わりなく精神を削らざるをえない作品で、こういう虐待が映画を観てる時、レビューを書いてる時、どこかで行われてるのかもしれないって考えてしまう。

それにしても相変わらず韓国警察は無能警察で腹が立つ。
そう

そうの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・ペクがめちゃくちゃ美人。ファッションも可愛い。影のある美人の演技がすごくよかった
・ペクの母親はこれ以上傷つけないために離れていった一方、ジウンの母親は死ぬまで離れないと言ってたのが良いコントラストになってた
・関係者が誰も死ななくてよかった
あゆこ

あゆこの感想・評価

3.8
母親から虐待を受けた過去を持つミス・ペクが同じ境遇の少女と出会い、心を通わせていくが…という実在の児童虐待事件をもとにしたサスペンスドラマ。
直接的な暴力描写は多くないのにふたりから感じとれる悲哀に満ちた佇まいに見ているのが辛い。子役も含めキャストの熱演が凄い。
外見の美しさもさることながら、孤独で粗野だけど誰よりも少女を気にかける優しいキャラクターのミス・ペクがかっこよくて魅力的。
加害者の父親とその内縁の妻には怒りを通り越して呆れる。
年々増え続けている虐待に歯止めがかかることを願わずにいられない。
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