何か不思議な作品。仮に自分がこの映画を評するならば、「現実と非現実の間に横たわるシュールレアリスム」って感じだろうか。
殺人事件の死体処理場としての銭湯って設定がもうそれだけでシュールだし、終始コントみたいな雰囲気。
コントと言えば主人公の鍋岡は、芸人フルーツポンチの村上に（たまにココリコ田中に）見えたのと、松本は同じく芸人次長課長の河本に見えて、映画の中でコントやってるように見えた。
それと化粧気のない美少女ヒロイン百合役の吉田芽吹だけど、どこかで見たもしくは実際に会った事があるような不思議な印象。
映画自体、現実離れし過ぎない程度に不思議な感じで何度か笑ったし、そこそこ面白かった。
