magnolia

暗数殺人のmagnoliaのレビュー・感想・評価

暗数殺人(2018年製作の映画)
3.9
暗数年間200件

冒頭から証拠捏造の内部告発で妙にテンション上がる
しかしこの作品の見所は、いつ何時も地味に淡々とコツコツと諦めず労力を厭わない主役の刑事、10年以上前の遺骨から手がかりを手繰るその作業は重く泥臭く地道で辛い、が、彼の中では被害者とその家族が主人公であり、自身の骨折りは意に介さない様子が尊い

忍耐と根気とヘタレない芯の強さをじわっと魅せるキムユンソクさん堪能、あまりにも足で稼ぐやり方に、法廷で勝って貰わないと困ると思ってしまう

充実の証拠探しに比べ法廷パートが弱いのは残念、そして『extremely wicked, shockingly -』と同じく、殺人鬼の"天才度"と"イカレ具合"がもう一歩足りない感じ、ちょい役の鬼の姉さんが好演

[ 全部信じて、最後まで疑うんだ ]
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