タナキク

響け!情熱のムリダンガムのタナキクのレビュー・感想・評価

響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)
4.0
東京にある南インド料理店が配給しているという異色のプロモーションに惹かれてこの作品をマークしていました。
上映開始からなかなかタイミング合わず見に行く機会がありませんでしたが運良く近くのミニシアターで上映されるとの事で鑑賞しました。

インドの古典音楽楽器ムリダンガムの事はこの映画で知りました。日本で例えると太鼓のような楽器ですが作る側、演奏ふる側それぞれに差別制度があり現代の問題点も垣間見えます。
主人公の若者の熱い情熱はスクリーンを通して伝わります。
またこの楽器が奏でる独特のリズムは耳に残ります。
日常の些細な事にでも起こりうるカースト制度が見受けられますがこの作品を見るまでは自分が知らないことばかりでした。

有名な超大作の映画も良いですがこのような作品もまた見るべきだと感じました。
この作品が多くの方に届けられる事を願っています。
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