母の急死により、残された発達障害のある38歳の息子ガディ。かつて家を出て行った父親ルーベンと、約30年ぶりに親子2人での生活がスタートする。
生活習慣へのこだわりが強い息子に、父はどう接したらよいか戸惑いながらも2人は徐々に打ち解けていく。そんな中、父が末期の腎不全と診断され、人工透析が必要となり…というストーリー。
思っていた以上に良かったし、泣いた😭
はじめは、仕事を言い訳に、施設に預けようとしたり、明らかに一緒に暮らしたくない父親。
けれど、一緒に暮らすうちに、息子の明るく人懐こい性格にだんだん友人のような関係を築いていく。
この2人を取り巻く周りの人、整備工場のデデ、レストランのリタ、ソーシャルワーカーのイリヤも、優しくて家族のように親身になってくれる。それもルーベンとガディの人柄によるもの。
そしてまさかの展開。
ルーベンの身体に異変が😣
障害を持つ子がいたら、彼を残して死ねないよね…💧
でも、息子から腎臓を貰うことを断固拒否する父。それは、30年放っておいて、腎臓まで奪うことはできない、という気持ちから😢
でも、母を失い、父まで失いそうになるガディは、ドナーになって父の命を救おうとする。
けれど、被後見人は、後見人のドナーにはなれないという壁😣
「サポートが必要なんだ‼️」
と訴えるガディに涙😭
父を、親友、相棒と呼ぶのもイイ関係だなと思った。
健常者、障害者って、なんだろう❓
サポートが必要だ、て素直に言えるガディはステキだ。
健常者だって、歳取ればサポートは必要だし、互いに支え合って生きるのは、健常者も障害者も同じなのではないか。
そんなことを思いました。