ひな

さよなら、退屈なレオニーのひなのネタバレレビュー・内容・結末

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

20230508再視聴
こういう何も言わずにどんといてくれる人が必要なときってあるよな コロンバスもそういう映画だと最近気づいた どちらも好きな映画



音楽と映像の合わせ方がばっちりで、レオニーの気持ちが伝わってきた。
なによりレオニーの服、部屋、小物がとことんかわいい。強がってるようなファッションと、まだかわいい女の子が残っている部屋のギャップは、レオニーそのもののようだった。

ラスト、ギター講師とのこと、町のことがもう退屈になってしまうから、また新しいバスに乗り変えたんだと思った。新たなバスの先に、運命の人がいて、特別な体験をするんだろう。と、同時に、ギター講師も運命の人だったんだろう。ギター講師、渋くて寡黙なのが良い、平然としてるようで、ひどく悲しさをもった人だから、レオニーとギター講師が自然と惹かれて、甘酸っぱい友情関係になったんだろう。2人で野球場にいるシーンなんか最高。バイクに乗るシーンなんてきゅんとくる。父性なような仲間のような。強がってるレオニーがギター講師の前だと、ちゃんと女の子の顔をしているようにみえて。

欧米では秋卒業だから、最後の学生生活が夏なのが、より加速する感じだ。周りははやく走れとかりたてる。レオニーは、人生長いじゃないとバスに乗る。わたしもふらっと1年間くらいそうやって過ごしたい。

ソフトクリームお父さんと食べるシーンも、女の子との友情関係も、クソって起こるシーンも、全部キュートだった。

動機は愛、本当の動機は何?
ひな

ひな