かすみ

ナチスの愛したフェルメールのかすみのレビュー・感想・評価

3.3
ナチスという題名が付いてるけど、ナチスが実際に関わってくるのは最後の20分程で。
メインはフェルメールの贋作を描く人の話。
ただ実話らしく、ナチスに自分の描いたフェルメールの贋作を売ったことが、実際どれくらい問題になっていたのか分からないけど。

女性と名誉に狂わされた人生だったのかな...
最後の裁判のシーンで、自分とフェルメールの価値を絵の"値段"で言われてた時、
同じレベルの絵を描いても、人間として自分はフェルメールほど価値が無いんだと痛感させられて辛かっただろうなと思った。
かすみ

かすみ