takanoひねもすのたり

プロメアのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

プロメア(2019年製作の映画)
3.8
再鑑賞。

炎を操る新人類バーニッシュの出現により世界が大炎上、30年が経過し、対バーニッシュ火災用の消火機が開発、自治共和国プロメテウスでは対バーニッシュ用高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。

新米隊員のガロ・ティモス。
マッドバーニッシュのリーダー・リオ。
火消しと火を操る2人は、プロメポリス司政官・クレイの選民思想とある計画に否応無しに巻き込まれてゆく。

冒頭から急急緩急てな具合で初っ端からハイテンション。作画も凄い。どんな視点からみてそんなアングル思いつくの?という絵がはちゃめちゃにある。

目まぐるしく変わる場面変換に目が飽きない。
めっちゃ楽しい!

堺雅人さんのノリノリの声優がMVPですな。
クレイ・フォーサイスが滔々と語りだす後半が、もう独断場。
楽しそうに演じてるなあーと観ながら思ってた。

リオ(早乙女太一)が良い。
ガロに向かって言う「バカ」という言葉に、いろんな表情があって楽しいってのもある。

とにかくはちゃめちゃに楽しくて勢いがあって、怒涛の勢いで展開してゆくストーリーの中で世界観は何となく把握できるようになっているし、同じ対バーニッシュ火災消火とはいえ、特殊部隊と消防隊の違いと対立構造、バーニッシュへの差別等が序盤で把握できるようになってる、そこから一気呵成に話が飛躍してゆくので、一息ついてる間がないwwww

とにかく面白かったーー!