やす

君は月夜に光り輝くのやすのネタバレレビュー・内容・結末

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

永野芽郁、北村匠海というタイプの俳優が共演していた作品だったので思わず鑑賞。
10代向けのキラキラ映画だと思っていたが、しっかりと最後まで観れて、心が浄化されるような素敵な映画だった。
夜中に病院の外へ連れ出したり、親に歯向かって駆け落ち的な展開は非現実的であまり好きではないが、この映画にはそういう展開は無い。夜中に病院に忍び込むシーンはあるが、あくまで病院内からは出ずに出来る範囲の最大を尽くしている男の子の姿がとても愛らしかった。お互いに気持ちを確かめ合うのは物語の終盤だが、序盤から2人が想い合っていることは確信的で、好きが溢れ出るってこういうことか、と思った。素敵だった。
普段少し無愛想な男の子が徐々に心を開いていく様に心をくすぐられた。個人的には、ネイルをしていた女の子に、どこのイケメンがお見舞いに来るんですか?と入って行き、道で拾ったと言って欲しがっていた靴を渡すシーンにニヤニヤした。それと、靴のサイズだけを聞くと怪しいので、何カップ?体重は?身長は?誕生日は?と急にグイグイ質問することで、靴のサイズは?と紛れ込ませてバレないように聞き出したやり方に、キュンとして、こんな男性に好かれたらとっても幸せだろうなと女子高生みたいな憧れを抱いてしまった。あと、相変わらず北村匠海の声が好きだ。
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