あまりにも酷なレビューが多いので擁護にまわってみます笑
まず最低限イスラエルの置かれている状況、シリア在住のユダヤ人の置かれている状況についての基本的な理解があればシンプルで単純明快な話です。
そのナレッジの有無で大分観た印象が変わる気がします。
端的にいうと、敵国にいるユダヤ人を救い出すっていうだけです。。
リアリティに欠けるというレビューもありましたが、小谷賢氏著の「モサド」を読めばこれくらい全然あるだろうなあと個人的には思います。モサドは結構カラダ張るし、歴史的にもやらかし多いし、割と行き当たりばったりな任務が多い組織なので…
ハリウッド大作におけるCIA的役割を期して本作を観る方は肩透かしをくうと思われますが、そちらよりもある意味リアリティがあると思います。勿論ご都合主義的な部分はありますが。
個人的にはナチがシリアに逃げこんでいる事など史実に忠実で硬派な印象。中々面白かったです。
ヴォルフガング・ロッツのシャンパンスパイあたり読了されている方は楽しめる作品だと思います。
