何を掴んで生き抜くのか。
Amazonプライムにて視聴。
学があれば、もう少し理解できたのではないか、と思いながら振り替える。
キャッチーでわりと明るいアクションを想起させるポスターに反して、結構ずっしりめの作品だと思う。
回収しきれない布石が、逆にリアル。
まぁたしかに、世の中には敵味方割りきれないゾーンなんてたくさんあるわけで。数あるベルリンの壁の時代の映画のイメージのように、ずーんと来るものがある。
どこかで狂ってしまうんじゃないかというギリギリの線で、ストーリーは進んでいく。もう狂ってるのかな?まだ大丈夫かな?って。
騙してきた代償なのか、それとも、報われるべきものなのか。
答えなんてなくて、ある意味非情にいろんなものを切り捨てていく。
なにが残ったんだろう。
こうして生きている今日は、やっぱり近からずも遠くない歴史を経て迎えている。世界のどこかで同じことが起きているかもしれないし、いないかもしれない。
けど、じゃあ私の人生のなかで、何を以て生きるのか、何を掴みたいのか。
そんなことを考えるきっかけになった物語。
でも勉強不足すぎてこの評価。
未来の自分自身に期待!笑