このレビューはネタバレを含みます
わぁい!ジュブナイル!ジュブナイル大好き!
という気持ちで見るとダメージが大きいです。
もちろん物語中に語られるのは
ある目標を達成しようとする少年達のドキドキの夏休みで
ほんわかにっこり(たまに疑心)なのですが
最終局面でほんわかをすべて不安、恐怖、絶望に
塗り替えられてしまいます。悲しみ。ぴえん。
その強い好奇心と責任を伴わない正義感、
少年特有の実行力、中途半端な賢さによって
ハマってはいけない歯車がカッチリ合ってしまい
じわじわと事件に巻き込まれていくのですが
それでも少年達を応援してしまう視聴者に
「これがお前達が望んだ結末だろ?」と
応援していたことを後悔させてくるラストシーンに
ごめんなさいとしか言えないのです。
トラウマ、という程ではなかったですが
確実にこちらの罪悪感をつついてくる。なんてやつだ監督…
「 愛想よく手を振っている人たち
そんな隣人も一度 家に入れば
何をやっているか分からない 」
- お わ り -